Steemitのイメージ

ブロックチェーンを生かしたSNS「Steemit(スティーミット)」。このほど西日本新聞社が登録し、記事の配信を始めた。トークンを生かした「分散型ジャーナリズム」の研究を目的とした実証実験とする。

Steemitは、米国発で2016年に登場。文章を投稿したり、評価やコメントをつけたりするとトークンを報酬として得られる。トークンは3種類あり、一部は海外の仮想通貨取引所でビットコインなどと交換可能。2018年2月上旬時点で利用者登録数は70万人。


西日本新聞はSteemitに、2018年初めから企画している「あなたの特命取材班」の記事などを掲載する。個人や社会の課題について読者の依頼に応える形で取材を始め、調査報道を通して事態の改善を目指す取り組みだ。

日本語のほか、英語、韓国語でも情報を発信していく予定。またほかの利用者とコメントや評価を通じて交流を広げたいとしている。

西日本新聞社にによると、日本の新聞社がSteemitでこうした試みをするのは初めて。

トークンによる記事への報酬分配などの仕組みを経験することで、記事の質と読者の評価に基づくニュース経済圏の将来の可能性を探るとしている。なお分配を受けたトークンは、日本国内の法令に従って適切に会計処理するという。