ビットコインイメージ

仮想通貨の購入経験がある人は全体の3%弱にとどまるが、今後の購入意向は4人に1人。こんな調査結果をカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がまとめた。

この調査は1月26日~31日の期間、Tカードを利用している20~60歳代の男女1,501人を対象にインターネット上で実施した。仮想通貨取引所のコインチェックの問題が発生した直後の時期であることに留意したい。


まず仮想通貨に対する興味、関心を尋ねたところ「とてもある」「少しある」と回答した人が合計32.5%。特に20歳代男性では43.5%が興味・関心があるとした。50~60歳代では45.6%が仮想通貨への興味・関心が「まったくない」としている。

仮想通貨をどのくらい理解しているのか尋ねたところ「理解している」「なんとなく理解している」との認識が49.3%、「理解していないが、これから勉強して理解していきたい」が25.4%。

仮想通貨を「既に購入している」という人は2.9%、「今まで購入していないが、今後購入したい」は25.2%、「今まで購入していないし、今後も購入したいと思わない」が71.8%だった。

コインチェック問題が発生した直後の調査にもかかわらず、4人に1人が仮想通貨への購入意向がある点にCCCは注目している。

ちなみに、わずか2.9%ではあるものの仮想通貨購入者に買った銘柄を聞くと「ビットコイン」「リップル」「イーサリアム」「ビットコインキャッシュ」「ライトコイン」の順で多かった。

今後「仮想通貨」が一般的なものとなるかどうかを聞いたところ「なると思う」は17.2%、で「一時的に流行しているだけで、一般的にはならないと思う」が67.0%、また「流行していないと思うし、全く一般的にならないと思う」が15.8%。