IIJのロゴイメージ

Bitcoin(ビットコイン)などを含むデジタル通貨の取引、決済を手掛ける金融サービス会社「ディーカレット」を、インターネットイニシアティブ(IIJ)が複数社と共同で設立した。1月25日に明らかにしたもの。

IIJがFX専業会社やネット銀行、証券会社向けに提供している高速通貨取引システム「IIJ Raptorサービス」の資産、知見を生かすほか、IIJのネットワーク、クラウド、セキュリティなどのインターネット関連技術を利用する。


これにより国内金融機関と同等のサービス・セキュリティレベル、アンチマネーロンダリング、KYCなどの不正防止を可能にするという。

IIJの新会社イメージ

2018年度下期から順次、ウォレットを通じた「デジタル通貨交換サービス」「デジタル通貨を利用した決済サービス」を開始する。仮想通貨をはじめ、銀行が独自に発行するデジタル通貨などを利用し、24時間365日リアルタイムでの取引・交換、ショッピングサイトや実店舗での決済、電子マネー、モバイル決済サービスへのチャージを可能にする。

多数のデジタル通貨を管理できる口座機能、適正な価格でいつでも交換できる取引所機能、デジタル通貨の発行事業者や決済サービスを利用するショッピングサイト、実店舗などを連携するネットワーク機能、外部連携のたためのAPIを用意する。