ビットコインのイメージ

日本で流行しているとの声もある仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」だが、所持率は1割に満たず、認知度も半数弱。こんな調査結果をジャストシステムがまとめた。

この調査は2017年12月28日~2018年1月4日の男女1,100人を対象に実施したもの。それによると、インターネット上で使える仮想通貨であるビットコインを「所持している」人は5.6%、「知っているが、所持していない」人は43.7%。合計の認知度は49.3%だった。認知度を性別でみると男性57.4%、女性41.2%と差が大きかった。


ビットコインの認知度イメージ

現在ビットコインを所持していない人のうち、今後ビットコインを利用したいと考える割合は10歳代が35.6%、20代が25.7%、30代が17.1%、40代が12%、50代が7.7%、60代が3.0%で、若年層ほど利用意欲が高かった。

ビットコインなどの仮想通貨は、日本での取引が目立ち、特に30~40歳代の会社員男性などが個人として参加するといったペルソナ(人物像)が広がっており、「Mr. Watanabe(ミスターワタナベ)」という言葉もある。

ただジャストシステムの今回の調査からは、実際の浸透度はまだ低いとも考えられる。