SBIグループのイメージ

SBIグループの韓国子会社SBI Cosmoney(コスマネー)は1月3日付けで現地の少額海外送金業登録を完了したと発表した。

SBIコスマネーは、日本のSBI FinTech Solutionsの子会社で、ソウル市に本拠を置く。今後、同じSBIグループのSBIレミットが持つ国際送金事業のノウハウと、韓国のブロックチェーン技術開発会社Coinplugの技術を生かした国際送金サービスを開始する。


韓国では2017年7月に法改正があり、国際送金の規制が緩和。登録を済ませれば国際送金への新規参入が可能になった。在留外国人が200万人を超え、国際送金の市場規模が1.2兆円以上ある韓国は需要も多い。ブロックチェーン技術を生かしてこの分野のサービスノウハウを積むには適している。

まずはベトナム、インドネシア、フィリピン、ネパールの4カ国を対象にサービスを開始し、対象地域を拡大していく予定。