リベラーラのイメージ

IDOM(旧ガリバーインターナショナル)の輸入中古車専門店「LIBERALA(リベラーラ)」は、12月20日から仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」での支払いに対応する。

ビットコインの取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)のシステムを導入した。決済に使える上限額は1回につき1億円相当としている。


最近日本で仮想通貨を所有する人や、利用可能な店舗が増えているほか、海外でも仮想通貨が決済手段になる場合があるため、国内外の客の利便性向上を目的にビットコイン決済の導入を決めた。

リベラーラの24店舗で試験したあと、全国の「ガリバー」約550店舗への拡大を検討していく。

ビットコインの送金手数料は上昇傾向にあり、また価格変動も激しいため、小売での取り扱いには判断が分かれる。

家電量販店のビックカメラは実店舗に加えショッピングサイトでの支払いにも使えるようにするなど歓迎姿勢。しかし海外のゲーム配信大手「Steam(スチーム)」は、先に述べた理由からビットコインでの取り扱いを中止している。

インターネットオークション大手の「eBay(イーベイ)」は、決済まわりの改良が進むことを前提にビットコインの導入を検討しているともいう。